4~5年前から左腰から足がしびれて辛く、レントゲン検査で脊柱管狭窄症と診断されたとの事でした
先生からはもう手術しかないと告げられたそうです
あちこちで治療を受けたが改善されずにいたところに友達から当院を紹介されたそうです。
腰に問題のある場合、坐骨神経の走行に沿って痛みやしびれがでてくる坐骨神経痛です
それが進んだ状態で足の親指は坐骨神経が枝分かれした末端で内側足背皮神経がいっているようです
拝見すると腰、足のすね(前脛骨筋)が痩せて三里付近に反応があり、左臀部の肉も痩せていて反応がでていました(症状が進んだ場合に臀部の筋肉も痩せてくる場合があります)
また左足の親指が垂れ下がっていて、この状態では外が歩きにくいですし特に靴をはかない室内では何かにつまずき転倒の危険があり、このまま何もしないでいたら尖足になる可能性さえあります
足関節の背屈も右 〉左になっていてご本人も歩きにくいと話されていました。
以前に脊柱管狭窄症で症状が進んで足がぴくっ、ぴくっと痙攣している状態の患者さまは治療をさせていただいた事はありますが、今回のような症状は初めて拝見しました。
治療は温灸での全身調整と臀部にも温灸を施しました
その後に腰、足の三里付近に透熱灸を続けていたら徐々に親指も起きてきて、しびれが改善されてきたと喜んでいただきました
この患者さまの親指が他の4指と並ぶようになって普通の歩行ができるように治療をさせていただきたいと思っています。
患者さまはご補聴器をされていて定期的に調整をするようで最近、補聴器専門店に行ったところ聞こえの状態が良くなっていて担当の方もビックリ! 感度?を下げたとの事でご本人も喜んで話して下さいました。温灸の効果を実感させていただき、嬉しかったです。
温灸は全身の凝りをからだの内側から緩めていき、頸、肩の凝り、頭部の緊張も緩んでくることで血流が促進されて耳の聞こえも少し改善されてきたのかと思います。
こちらの患者さまから「患者さまの声」をいただいていますので、よろしかったら読んで下さい
最後までお読みいただきありがとうございました。
もうすぐオリンピックが開催されるようですが、コロナ感染の拡大が懸念されます
ワクチン接種も進んでいるようですが、蜜を避けて人込みや外食は控えて気温の変化に気を付けてお過ごし下さい。
目黒、目黒区、学大大学の女性専門鍼灸院ーひろせ治療院
あらゆる痛み、不調、ストレスの緩和、腰痛、肩こり、免疫力UPにお灸治療が効果的です。
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